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これは、劇団ING進行形の怒涛の稽古記録である。
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新田正樹が現れた。
彼は遠藤忍と同じく、常連客演である。元気そうで何より!

トモハルが稽古終了間際まで来れず、遠藤が一人台本と向き合っていた。
たまに、マサキ氏と話していた。

助手の伊藤もコロスでもあるので、そんな二人にちょっかいを出しに行ってた。
とは言え、今日も彼は、演出助手として女役に色々指導。本当に助かっている。
しかし、近原自身の自主練習もなかなか悪くない。毎日、少しずつ、良くなってきてる気がする。

こうして私は、婦人役と向き合う機会を与えられ、相変わらず所作を少しずつ……。
メディアっぽさもあるが、実はイアソンっぽさもあるなぁ。そう感じるような部分があった。実に面白い。

これまでヒロインをやってきた中山だが、毎回毎回、ハードルは上がっていく。
己のベストを常に更新してほしい。他人でなく、己こそ、最大の壁である。
女の団員が一人しか居ないからずっとヒロインを与えてきたわけではない。
どんだけの化け物になれるか、試してみなさい。

さて、稽古終了間際、先ほど婦人につけていた場面を、女を合流させて合わせた。
女の動きのニュアンスを一瞬で伝え、少々動いてもらった。
私の狙いが、演者(近原)と助手(伊藤)に伝わったようで嬉しかった。
実際にそれを体現するのは難しいだろうが、是非とも挑戦してほしい。

台本は現在どの辺かと言うと……
コロスに触れられてないのは歯がゆいが、主に婦人の台詞が多いので、それだけで言ったらもうすぐ3枚目の半分くらい。そう、2枚目は突入している。まあ、コロスの動きなどで大きく変動する場合もあるから、油断は出来ないけれど……。

P.S.
演出助手は、器用であればあるほど良い。
まあ、どんな役割を担うかによるが……
代役するなら特に、身体が素直で反射が良く、臨機応変に対応出来なければならない。また、動きを本役に引き継いだりするときには、自分がやっていた動きに対して分析でき、説明責任が取れねばならない。演出の意図を認識し、過不足なく(不足しても駄目だし、余計なものあっても駄目)反映させねばならない。不可解な点があればすぐさま報告・連絡・相談できねばならない。
他にも色々ある。頭良くないと出来ないし、身体も良くないと出来ない。
とにかく、何事にも自覚的でなければ務まらない。
これまで、度々、劇団で主役をやり、また、立派に名脇役もやったという実績がなければ任命しなかった。

願わくば、ING純粋培養である伊藤氏が、これまでやってきた全ての技術や知識をフル動員して、近原を化け物に仕立て上げてほしいものである。また、吉田氏には、常連客演に、更なるING魂を!!!

rady.jpgとにかく、今ある我々の力を出し切らねばこれまでやってきた意味はない。
妥協をするな。隙を作るな。甘えるな。慢心するな。
自分を裏切るな。他人を裏切るな。
弱い心なら強くすればいい。弱い身体なら鍛えればいい。
足手まといが嫌なら向上しようと努力すればいい。

人事尽くして天命を待つ……この言葉を胸に秘め……

演劇死神

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