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これは、劇団ING進行形の怒涛の稽古記録である。
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やっと、稽古開始時からいきなり4ページに触れることが出来ました。
そして、4ページ真ん中ら辺に差し掛かったくらいで稽古終了となりました。

婦人と女の動きについては相当前の稽古で触れていたので、
マサキ氏不在ではありましたが、やはりコロスを重点的に触れました。

今回、
コロスの言い回し(発話技術・手法)がころころ変わるのですが、

とうとう来ました、
狂言回しのような語り節。

それをやりつつ、相変わらず激しい動作のダンサブル・アクション。

コロスは、
よくアンサンブルやエキストラとして思われがちだが、
少なくとも我が劇団にそれは適用出来ぬはずだ。

呼吸や体力、バランス感覚(体幹)、安定した足腰が必要で、
さらには
資料や知識をもとに戯曲世界の意思を導き出し反映できねばならない。

まあこれは、

コロスだけでなく、
どんな役を担う者にも言えることである。

創造のための想像。
想像のための創造。

これが、
我が劇団の作品世界を構築する、
演者に求められる基本的な、魂の在り方である。

P.S.
左の複数の写真だが、
左のおじさんと、右の若者が段取りを打ち合わせ、
やってみるも、おじさんがミス。
向きは違うは、タイミング合わずで数回テイク。
こうして完成し、
その反対側で汁魔王も二人と対称になるように練習してました、って図。

 


演劇死神

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今日という日が終わる。

最近一日一日があっという間です。
台本について考えているとサラサラッと時が流れて行きます( ̄◇ ̄;)

稽古場もね、
結構早くて進まなくてハマって、
さあ大変!

そんな僕らですが……
それでも考えなきゃならないわけで脳みそをフル可動させてます。

少しずつ感じるレベルが高くなるそれを逃さないよう、日々感覚器を全開にして稽古に挑みます。

昔、

何もせずに稽古に行くなんて、武装せずに戦場を駆け抜けるようなもんだ、

って言ってた人がいます。

その通りだと思います。

この舞台はなんて広く、深いんだ。
ここに僕の立ち入るスキはあるのか。

これは闘いです。

ともはる

時にコロスの身体性。時に発話ニュアンス。時にそれらのタイミング。

それら気になる部分への駄目出しのみで、結局、3ページで終わるかと思ったわけだが、
少しばかり4ページのコロス部分に着手出来た。

とりあえず明日、新シーンに着手出来る確約が己と出来たと思う。

今日の稽古場での発言……細かいことは忘れた。
ただ、以下のようなことを、かなりきわどい具体例を提示しながら話した感覚はある。


演劇にこれまで祈りという要素を入れていたが、それを悪意に変えるにはどうすればいいか。
そもそも悪意を込めるとはどういうことなのか。込めたらどうなってしまうのか。
主にコロスに対してではあったが、
作品の根幹・強度に関わることであったため、結局全員に対して話したことになる。

P.S.
次に進む兆しが見えたんで、ラーメン冨士丸:梶原店へ。
致死量でしたが、なんとか頑張りました。
一番右の写真、テーブルに汁こぼれてるでしょ?
店員さんが置いてくれた瞬間からずぅーっとこぼれてて、テープル傾いてるからさらにやばかった。
慌てて店員さん呼びましたよ。畳が大変なことになる前に!

演劇死神
 

久々に夢を見ました……
よく解らない……覚えてないけど……

あれは悪夢だった気がする。汗びっしょりよ(; ̄O ̄)
因みに吉田さんはまだクーラーつけてません。このまま夏を越しますよ( ̄◇ ̄;)

……と変な野望は置いといて

今日の稽古場はかなりの戦火に見舞われました。

昨日参考資料に見せた戦争アニメーションを見ながら気づいたんですが、
何か手を出してはいけない部分に突っ込んでるな……

って予感が今日的中しました。

身の丈以上の感情は実際に体験出来ない。

けど、想像の想像をフルに使い、過去の体験や、血の記憶、参考資料をかき集め、

何か少しでも近いものを手探りに産み出す。


見た目や演出の濃さに気がつかなかった部分がありますが、裏に流れるテーマはかなり際どいモノ。
それを本気で体現するに至る肉体や精神に到達出来るのか、僕は正直に悩みます。

ともはる

メイク道具の買い出しのため、新宿へ。ついでに色々なところで美術的な素材もチェック。
そしてそのまま稽古場へ。

コロスの造形に少々の進化が見受けられた。
国際舞台芸術祭に臨む上で開発したコロスの様々な要素がようやく身体に流れ始めたようである。

しかし、シーンが進まないのは本当にまいった。

P.S.
反復する際、自分が出来ていた形や音のみに固執すると、大抵劣化する。さらにそれを真似ようとし、同じように劣化。復習することは真似たつもりでは駄目なのだ。真似と再現は違う。
大事なのは、そのときの感覚。身体の在り方や気分、つまり、その目や身体、心に何を宿したか、である。
どうせ真似るなら、それらをも真似てみよ。意識せよ、100パーセントの再現性を。

演劇死神
 

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