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これは、劇団ING進行形の怒涛の稽古記録である。
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今日も調整で終わってしまった。


 

3ページ後半の、あるシーンを観て……台詞待ち・出待ちのように思えてきて、
なんだよそれじゃあそこら辺の芝居と変わらねえじゃねーか、と一瞬がっかり。

これじゃ駄目だ……ほんと、発見できて良かった。

少なくともこのシーンは、婦人に主導権がほぼ移行しており、それを確実なものにするために、さらに畳み掛けねばならない。たくさんの婦人(婦人+コロス)の台詞の応酬。その息遣いは鍵だ。まるで活弁士?
そうでなければ、婦人がその直後にする見せ場?がパーになってしまう。

うむ。ストンと落ち着かせることも大事だが、そうでないときだってあっていい。
情報を整理する時間も、息をつく暇も与えない。そんな場面があったっていいだろう。
俺はスリリングなものを作りたい。まあこれは、ある側面ではエンターテインメントにも通ずるはずだ。

【今日の稽古場発言録】
動き出すタイミングには必ず絶妙な部分があるはず。アクション自体は何パターンあったとしても、最終的に絶対的にしっくり来るものは一つしかないはず。そうでなければ職人じゃない。
台詞の節を感じ、内面(状態・状況含む)と連動させ、アクションポイント・トリガーを見出せ。

P.S.
とはいえ、ややしっくりこなかった婦人の衣装を改めようと上野へ行ったため、実質1時間ほどしか私は観ていない。その割にはまあまあ、かな……。なお、上の画像は上野画像w
 

演劇死神

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