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これは、劇団ING進行形の怒涛の稽古記録である。
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長きに渡っている咳がおさまってきたから調子良かったのか?
数日前の説教が聞いたのか?
元々そういう気質(スロースターター)なのか?

とにかく、婦人(中山)のエンジンが温まってきたかもしれぬ。
油断せず、頑張ってほしい。頼むぞ、まじで。

稽古終了直前ではあるが、3枚目を通し、前から楽しみにしてたシーンに触れることが出来た。おかげでコロスの動きを抜いてだが、3枚目が終わりそうだ。

にしても、コロスは大変そうである。

今日口にしたことは以下のようなことだったと思う。

苦し紛れに小手先の動き、いわゆる、技というものしか見せておらず、
自然に、というかつまり、有機的にそれらの動きがシチュエーションと結びついてないように思えた

しかし、落ち込むことなかれ。

この失敗は成功のための貴重な一歩。
闇雲にやられては困るが、
踏み出す勇気や行動力は必要である。
問題は、試した後の実感や評価に、しっかり向き合い、反省し、研究できるかだ。

Try & Study

まず考えた上で試す。そして、明日のトライのために、再び研究をすること。常に結果を反映させること。

ひるむな! ファイト!!

女役(近原)は、昨日触れた台詞に苦戦していた。
そこで、手助けになると思い、
演出助手であり、相方の男役でもある伊藤全記にあることを依頼。
「まず近原、石になれ。場面関係なく、地蔵でも大仏でもなんでもいいから固まってて。伊藤は近原を罵倒してくれ。短い言葉でいい。違う言葉を使って段々強い口調に。終幕近くの男役の台詞を引用しても構わない。近原は罵倒されるたびに、台詞を句点ごとに分けてつぶやいてくれ」

実践は、なかなかスリリングであった。
何回もやってもしょうがないので一回しかやらなかったが、凄く有効であったと思う。

あとは、パーシャとして、それが出来るか。音も身体もしっかりと……。
かなり独特で難しいが是非、チャレンジしてほしい。とても重要である。

この部分の少々長い台詞は、
その前にある台詞や行動と対になってなければならない。
イン(塞ぎ込み・やさぐれ)とアウト(嘆願・訴え)。
当然、身体の在り方も間逆である。

そういや、アウトの動きも、通したときはぼろぼろだった。
まだしっかり落とし込めてないみたい。頼むぜ。練習量が物を言うぞ!?

演劇死神

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